これまで2回にわたり、「行動」についてお伝えしました。
今回から3回シリーズで、「行動する」ために必要なこと をお伝えしていきます。
「行動する」ために必要なこと。
あなたは、何だと思いますか?
少し考えて頂ければと思います。
1つめは「直感」です。
「直感」については、以前もお伝えしましたね。
「直感」のトレーニング方法や「直感」を磨くメリットについてお伝えしました。
この「直感」が「行動すること」に必要です。
「行動する」ために、なぜ必要か?
→ 「直感」により「行動する」までの時間が大幅に短縮できるからです!
実際に「行動」を起こすためには、いくつかの「ステップ」が必要です。
読書からの「行動」について例を挙げます。
① 本を購入する
② 本を読み始める (「本を読もう」というのも「行動」ですね。)
③ 目次にて全体感を把握する
④ 本の重要箇所にマーキングしたり、フレーズを書き出す
⑤ 読後に、その本が伝えたかったことを確認する
⑥ 本の内容について実践できることを「行動」していく
⑥が重要ですね。
ほとんどの人は、⑤までで終わってしまいます。
「本の内容を、いつか役に立てよう」
といった感じです。
「忘却曲線」というのをご存知でしょうか。(正確には「エビングハウスの忘却曲線」)
この理論によると、
20分後:覚えた内容の42%を忘れる
1時間後:覚えた内容の56%を忘れる
1日後:覚えた内容の74%を忘れる
1週間後:覚えた内容の77%を忘れる
なんとたった1時間後には半分以上の内容を忘れてしまっているのです!
1日後には、7割を忘れてしまっています。
読書もそうですが、講演などの話を聞いた時も同様です。
そのためにもマーキングやフレーズを書き出しておくことは、とても大切です。
話を戻しましょう。
読んだ内容すらすぐに忘れてしまうということは、
「行動」に移すことも「スピード」が重要です。
何を「行動に移すか?」、「実践するか?」
この時に「直感」が大切になります。
本の内容を全て実践することは、不可能です。
本の内容から、1つか2つを「直感」により「選択」して、すぐ「行動」に移すのです。
これで初めて読書の経験が活きたことになります。
「直感」は、1秒もかかりません。
「これ!」と思ったことを実践していくのです。
「直感」で「選択」せず、「じっくり考えて」からだとその間にどんどん記憶が薄れていきます。
「即、実行」が大切です。
また「直感」で選ぶことにより、「選択」するまでに「考える」エネルギーを減らすことができます。
何かをする時に、常に「脳」は動いています。
脳を効率的に働かせるためには、余分なエネルギーを使わないことです。
そうすることにより、より「直感」が研ぎ澄まされたり、「集中力」を高めることができます。
補足として、「行動に移す」ことにより、体感で覚える、その思考の感覚を味わえることができます。「身体に覚えさせる」というプロセスも非常に重要です。
いかがでしたか?
「行動すること」と「直感」が結びつきましたか?
繰り返しになりますが、即、実践が大切です。
このようにして、自分の身体に覚えこませていきましょう☆
0コメント