今回で「直感」については、最終回です。
これまで3回にわたり「直感」について書いてきましたが、
あなたが「直感」について何か思うことはありましたか?
何か1つでも「気づき」があれば幸いです。
今回は、「直感」で誤った時のフォロー についてです。
「直感」は、時に「間違った!」ということもあります。
100%正しいなんてありえません。
「だから直感に頼るのはいやなんだよ。」
と、思われる方もいらっしゃるかもしれません。
「直感」は、「判断する」という「行動」だけでも十分、意味があります。
「直感」を使うことそのものに意味があります。
なんといっても、「最高の知性」ですから。
でも間違った時。凹みます。
「負」の「感情」をもちます。
「ネガティブな感情」は持ちたくないですね。
そこで「視点」を変えることをお勧めします。
「その判断にどのような意味があったのか?」
「次に生かすためにはどうしたらよいか?」
「過去」を思うのではなく、「前」(未来)を考えることです。
「過去」には「負」の「感情」が結びついていることが多いです。
「負」の「感情」が沸き起こるスキを作らないために、「未来」を考えるのです。
「次に生かす」ということは「教訓」です。
「過去」は変えられません。「未来」に活かすことは、自分次第で可能です。
こんなふうに考えてみてはいかがでしょうか。
そもそも論ですが、毎日が「選択」の連続です。
些細なことも「選択」、「判断」しています。
そこで「直感」を使ったことで、「未来」に多大な影響はありますか?
たいていのことは無いと思います。
「間違った」と思った時に、修正は十分可能だと思います。
気づいた時に、修正すればいいわけです。
繰り返しになりますが、それより、「直感」を使って「判断」したことのほうが、ずっと意味のあることです。
些細なことで、「場数を踏む」ということがトレーニングになります。
トレーニングしていくことで「直感」により磨きがかかります。
一方で、大きなことを「直感」を使って「決断する」時。
このような場合、「勇気」が必要です。
自分に「自信」をもつことも大事です。
「間違う」ことを恐れ、「決断」に踏み切れないこともあります。
私が会社に勤めていた時に、聞いた話です。
若い社員が上司からとても勇気づけられた言葉で、
「失敗しても命を取られるようなことはない。」
というものがありました。
たしかにそうです。
真に重大、深刻なことであれば、結果的に「命を取られる」可能性があるかもしれません。
しかしそのような重大な局面は、日々の中でどのぐらいあるでしょうか?
人生の中で、何回あるでしょうか?
ほとんど無いのでは?と思います。
(私の経験不足であれば、申し訳ありません。)
重大な局面では、あなたの「勇気」が試されています。
「手放す」覚悟も必要です。
どんなに尽力して防ごうとしたとしても「未来」に起こる「出来事」も変えられません。起こるべくして起こります。想定外のことも起こります。
(けっして放り投げるのではなく)「天に任せる」という考え方も必要なのでは、と考えています。
重大な局面に「直感」を使って「決断する」ことこそ、得られるものが大きいです。
「決断」をしていかなければ、前に進みません。先延ばしになります。
「前」に踏み出す「勇気」こそ、力強い「未来」につながっていきます。
「失敗は成功のもと」といいます。
「失敗」にこそ学ぶべきこと、これから活かせることが多く隠れています。
「お気楽だ。」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
「失敗もよし。成功もよし。」
そんな考え方で人生を歩んでみませんか?
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