台風が過ぎ去り、ようやく秋らしくなってきましたね。
秋は、「食欲の秋」、「運動の秋」、「読書の秋」、「勉強の秋」です。
過ごしやすい時期です。秋の夜長に少し自身を振り返るワークをしてみませんか?
今回のテーマは、「成功体験を書き出してみよう」です。
ちょっとワーク系の内容なので、少しまとまった時間が必要ですが、これまでの自分と向き合ういいチャンスです。
日頃、仕事で忙しく、このようなことを考える機会は、なかなか少ないと思いますので、オススメします。
ワークをすることで、必ず「気づき」が得られることをお約束します。
(1) 「成功体験」の書き方
① ノート見開き2ページ分のスペースを用意してください。後に余白に思ったことが書けるように、小さくてもB5サイズのノートをお勧めします。
② 左側のページに、〈仕事〉、〈学校生活・自己啓発〉、〈家庭・人間関係〉、〈趣味・スポーツ・社会参加〉、〈その他〉を行間を開けて、1ページに収まるようにします。
カテゴリ毎に線を引いて枠にしましょう。これで記入するフレームはできました。
③ ここからがワークです。今までのご自身の「成功体験」を思い出してみましょう。
うまくできたことや達成できたことをどんな小さなことでもかまいませんので、自由に書いてみましょう。「ヒーローインタビュー」を受けているイメージです。(一人なのではずかしくありません(笑))
できるだけ思いついたことをたくさん書いてみましょう。カテゴリは、書きやすい場所からでOK。
全てのカテゴリをうめる必要はありません。
書いている時に、その内容の「感情」をしっかり味わいましょう。
④ 次に右ページに左のカテゴリに分けた線をそのまま引っ張って枠にします。
右ページには、左ページの「成功体験」について、以下の内容を書き出してみましょう。
行どおりに書かなくても、結びついている内容としてわかればOKです。
・行動: 具体的にあなたは何をしたのでしょうか?
・成功の要因: どのようなこと(例:知識・人的サポート・価値観・姿勢)が、あなたを成功へと導いてくれたのでしょうか?
・結果: その後はどのようになりましたか?
⑤ いかがでしょうか。ここまででノート全体を見て、
・何かキーワードになるようなことはありましたか?
・気づいたことはありますか?
・どんな感情がわいてきましたか?
上記の内容について、青ペンや赤ペンで、余白に書いていきましょう。
⑥ 最後にワークの仕上げです。
このワーク全体を通して、あなたが気づいたことはどんなことでしょうか?
表現としては、文章になるかと思います。
その気づいたことをノートの余白に書き入れてみましょう。
その内容が、今回のワークで「得られたこと」です。
ワークに取り組んでみていかがでしたか?
いくつかのカテゴリに「成功体験」が必ずあったのではないでしょうか。
思い出してみたら、こんなことも見つかったということもあるかもしれません。
このように「成功体験」を振り返ることは、「自己肯定感」を高める目的があります。
日頃の失敗体験は思い出しやすいですが、成功体験を思い出すのに時間がかかった方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この「思い出す」という体験がとても重要です。
ちょとうれしい気分や「自分もまんざらではないな。」などの気分は味わえましたか?
その気分が、あなたのこれからの時間の過ごし方に「良い作用」として影響します。
ノートに書いたり、思い出したりと少しめんどうかもしれませんが、実践されること、実際に書き出してみることをお勧めします。
せっかく書き出した内容なので、また後日、見返すことができるようにしておけるといいですね!
そうすると別の日に思い出したことも追記することができます。
次回は、「成功体験」を振り返る意味について詳しく書いていきます。
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