連載の途中ですが、そもそものなぜ、私がライフワークアシスタントとして起業しようと思ったのか?を書きたいと思います。
私は、企業で働いている途中にうつ病にかかりました。
うつ病にかかった原因は、職場の人間関係や介護が大変だったことだと思っています。
今から思うと自分の「思い込み」が多々ありました。
まるで「悲劇のヒロイン」のように自分を思っていました。
「なぜ、自分ばかりこんな目に遭うのだろう?!」
これが当時の正直な思いです。
自殺も何度も考えました。
今、自分が無くなったら、楽になれるのかな とそんなことばかり考えていました。
うつ病により休職もしました。リワークプログラムにも通い復職もしました。
それでも当時の私には、どうも職場の居心地が悪く、気分も落ち込んでいることが多かったです。
「起業したい」という思いが以前からありましたが、体調の悪い時は、そんなこともとんと忘れていました。
母が余命いくばくも無い時期になった時に、私は、退職を決意しました。
周囲には、退職することを反対されました。
「こんな会社を辞めるのはもったいない。」
「やり過ごしたほうが絶対いい。」
そんな言葉を何人もから言われました。
自分自身もかなり迷いました。
「この安定を捨てるのか。」
「退職まで勤め続ければ安泰。」
何度も迷いました。
しかし、最後は自分の正直な気持ちを考えました。
「この気持ちのまま、あと10年以上過ごすのか?」と。
その答えは、「No.」でした。
自分のこの経験を他の人にお役に立てないか?
当事者体験は、説得力がある。
うつ病の人の気持ちがわかる。
うつ病発症から復職までの経験を語れる。
そう思った時に、退職を決意しました。
今思うと、闘病している当時も、自身の考え方、思い込みを変えられる余地はいくらでもあったと思います。でも、それができませんでした。
一方で、退職したことに全く後悔はありません。
私は、うつ病になる人を1人でも少なくしたいです。
そして、うつ病になっている人の気持ちを少しでも楽にできるようお役に立ちたいです。
同じ経験者として助けたいです。
そして少しズレますが、日本の男女の不平等も無くしていきたいです。
女性の活躍が取りざたされていますが、まだまだだと思っています。
あと10年経っても、そうは変わらないと考えています。
「この日本の男社会をぶっ壊してやりたい!」
という思いがあります。
女性が社会進出するようになってから長く経ちました。
そしてその先陣をきった女性たちが退職される時期になっています。
定年後にも男社会が厳然と存在しています。
優秀な退職された女性も社会から締め出される仕組みになっているのが現状です。
最後まで男社会です。
私は、そんな社会を変えたいと思っています。
男性が悪いとは思っていません。「社会」が悪いのです。
男性にも少しずつ女性に理解のある方が増えてきていますが、もっともっと増やしたい。
対等の立場で、尊敬し合える社会をつくっていきたいです。
私の力では、微々たるものですが。
閉塞感のある日本は、そうなることで明るい日本へ変わっていくと考えています。
そして私の夢は、社会貢献していくこと。
世の中には、恵まれていない人、虐げられている人がたくさんいます。
けっして私の驕りではありません。
そういう人たちも活躍できる場を少しでも増やしていきたい。
誰もが安心して生活できるように支援していきたい。
劇的に変えることは困難ですが、少しでも役に立ちたいと考えています。
私の喜びは、「人の役に立てること」。
幼い頃からずっと考えていました。
人の役に立てることが何よりもうれしいです。
自己犠牲ではなく、自分も楽しく。自分も生きがいをもって向き合えること。
そんな思いです。
これを自分のライフワークとしていきたいです。
同じ考え方の人とたくさん出会いたいです。
私は、人の話を聴くことも大好きです。
そのお話から自身も多くのことが学べるからです。
コーチング、カウンセリングを通して、多くの人と出会えたらと思っています。
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