タイトルの言葉。日本語ではあまり見かけない表現だと思います。
私は、英語的な表現(?)だと思いました。
「自分に許可を出す」
この部分が聞き慣れない表現かと思います。
この「許可を出す」ということは、とても大切です。
詳細は後述しますね。
前回は、「未来」に「制限」は無いと書きました。
「未来」は「自由」と。「自分次第」であると。
「未来」は「自由」の前段階として、「未来」に「思いを馳せる」、「考える」、「イメージしてみる」というステップがあります。
「未来」に思いを馳せたことはありますか?
たいていの人は、「漠然とした未来は考えたことがあるけど・・・」という程度だと思います。
「脳」は「未来」を考えることが苦手です。
「クリエイター」のようなお仕事であれば、「未来」を考えることが得意かもしれません。
とはいえ、「脳」は何か「テーマ」、「お題」が無いと「未来」を考えることは難しいです。
そして重要なことは、〈「未来」を考えることに自分に「許可」を出す〉ことです。
「未来を考えていいんだ。」
ということです。
自身が知らず知らずのうちに、「未来を考えることを制限してしまっている」ということです。
学校では教えてくれませんでしたね。
そもそも「未来を考えるなんて。」という思いもありますが、潜在的には「脳」が「制御」してしまっているのだと私は考えています。
「脳」の大きな機能の1つが「記憶」です。「記憶」は、「過去」です。
その意味でも「未来」を考える「メモリ」を少なくしているように思います。
「脳」にとっては、エネルギーを使う作業ですからね。
一方で、「脳」は柔軟な機能をもっています。
どういうことかと言うと、トレーニング次第で「そのこと」に適した機能、スキルを発揮できるようになります。
今回のテーマは、
「未来を考えていいんだよ。」
「未来に思いを馳せる、考えることができるよう、意識してトレーニングしていきましょう。」
「そして考えた内容をより具体的なレベルまで、あたかも実際に起こっているレベルまでイメージできるスキルを身につけていきましょう。」
ということです。
これらを身につけていくには、前回のワークがオススメです。
「あたかも実際に起こっているような」がキーワードです。
また日頃から、「未来を考えるクセ」をつけることもお勧めします。「妄想」もOK。
今まで多く考えていた「過去」の割合を減らし、「今」、「未来」に視点を変えて考えていくことです。これだけでも、少し明るい気持ちになれるのでは?と思います。
もう1つ別の方法があるのですが、また後日、ご紹介致します。
これは私の経験ですが、このような勉強をするずっと前です。
30代半ばに「45才に起業したい!!」と思いました。
なんの根拠も無く、スキルも無く、自信ももちろん無かったのですが、職場の先輩にまでカミングアウトしてしまいました。(笑)
そしたらどうでしょう?45才には起業できませんでしたが、結果的に今、起業のスタート地点に立つことができました。
私なりに考えると、常に起業することを意識していたわけではありませんが、潜在意識の中にインプットされていたように思うのです。
自分が考えていた未来の夢が実現しました。
自分自身が、考えた未来の夢がかなったことを体験しました。
イメージした、考えた未来は実現します。
もちろん実現するための「行動」は、必要です。
「行動」することで、思い通りの未来が実現できたら、すばらしいと思いませんか?
私ができたのだから、あなたにも絶対できます。
これからのテーマでも夢を実現させるステップをお伝えしていきます。
最後に、「自分に許可を出す」ということについてお伝えします。
この「許可を出す」ということは、「未来」に限らず、あらゆることに使えます。
わかりやすい例をあげると、「恋愛ができない」と悩んでいる人がいたとします。
この人には、「自分に恋愛をしていい許可を出す」ことが必要です。
思ってもいないことなのですが、人は無意識にいろいろなことに「制限」をかけてしまっています。
「〇〇ができない」という内容については、自分が「制限」をかけていないか考えてみて頂けたらと思います。そこでよくわからなかったとしても「〇〇してもいいんだよ。」と自分に声かけしてみてください。
書きながらちょっと似たようなことを思い出しました。
禁煙外来のスペシャリストの医師が仰っていたことですが、「禁煙できない」という患者さんに、「禁煙できるといいですね。」という声かけが最適ということを教えて頂きました。「いつか(未来に)できるといいですね。」と捉えると「許可」を出していることになりますね。
0コメント