私がプロジェクトメンバーに選ばれた理由

現在、起業1年生です。

昨年秋まで、某企業にて社員の健康支援の仕事をしていました。

そのセクションが人事部に属していたため、部内の研修も多く、たくさんのことを学べました。

人事部には「エリート」が結集します。業務が忙しい中、社労士をサクッと取ってしまう人や話し方がとてもスマートな人。男女ともに本当に優秀な人たちでした。

私のセクションは、そう密にかかわっていたわけではないのですが、後半はかかわらせてもらった記憶があります。社会的にもメンタルヘルスや健康をクローズアップされていく中で、健康支援もそういう位置づけになっていったような気がします。


私は、もう5年以上前のことになると思います。

部内の「女性の活躍推進プロジェクト」メンバーに選ばれました。

2年ほど活動しましたが、結果的には自分にとって、とても勉強になりましたし、達成感や幸いなことに評価も頂けました。

まだその頃は、国としても「はしり」の頃です。私が勤めていた会社では、経産省とのかかわりもあり、他も含めて、パイロット的な施策に取り組むことができました。実際に経産省主催のミーティングにも出席したこともあります。

私が、なぜメンバーに選ばれたか?

それには、心当たりがあります。

当時、私は育児と仕事の両立にすごく考えさせられていた時期でした。

実際に育児をしていたのですが、当時はまだまだ制度も整っておらず、また職場にも育児をしている先輩が1人しかおらず、日々、格闘、そしていろいろなことを考えさせられていました。

当時は、都内在住にもかかわらず、20時以降に営業しているスーパーがほぼ皆無でした。

また保育園も延長保育が無く、17時ぴったりのお迎え。

17時迄に仕事を終わらせるのに必死でした。いわゆる「おしりが決まっていたいた」ということです。


そんな時期に部内で「仕事を効率的に行っていく」という内容の研修がありました。

その開催後のアンケートに無意識に育児と仕事の両立の現状を事細かに書いたことを覚えています。

おそらくそれが目に止まったのではと思っています。


そのしばらくあとに上司から「メンバーにならないか」との打診がありました。

私は、何かを言われたら断らない主義です。

あれこれ考えず、「とにかくやってみよう」が先にきます。

その時も即答で「やります!」と言いました。


そこからすごい世界がやってきました。

メンバーは、当然のことながら、「できる」人たちのメンバーです。

その人たちのスピード感たるやとにかく何でもやることが早い。

2時間のミーティングでも新しいことがボンボン決まっていきます。

始めはなかな発言できずに尻込みしていましたが、徐々に慣れていきました。

私の担当としては、全国の活躍している女性にインタビューの役割も頂き、出張も行かせてもらいました。

その女性のお話や上司のお話、広報部との連携などでとても勉強になりました。

そして年1回、全国の選抜メンバーが集まる大会も開かれました。

その時のミーティングもとても中身の濃い内容で、各人がミッションに応えられるよう「たくさんのことを吸収して帰ろう」という熱気に溢れていました。あの熱気は、その場にいた人でないと味わえない熱量でした。

大会の最後には、社長が登壇され、熱いメッセージ。

ここで参加したメンバーの熱気は最高潮になりました。


メンバーとしてやらせてもらい、そこで得たものは、「3手先を読む」です。

「次の次の次」のパターンをいくつか自分で考えていくことです。

当然、自分では想定できないような結果が出てくることは多々ありましたが、トレーニングになりました。


「3手先を読む」ということは、その後の仕事のやり方にも大きく役立ちました。

そしてこの活動がメインだったと思いますが、昇級することもできました。


今思うと、約20年間の会社生活の中で、他では体験できないような様々な「気づき」を得ることができました。

その集大成が今の自分です。


けっして自分は「エリート」ではありませんでしたが、そのような人たちに囲まれて、上のほうに引っ張ってもらい勉強できたと思います。


今はそれらの経験値をアウトプットする時期だと考えています。

自分がアウトプットすることで、少しでも誰かのお役に立てたらなと思っている次第です。

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ライフワークアシスタント(LWA)の奥山景子と申します。 あなたが「大好きなこと」、「得意なこと」を再発見してみませんか?10年後の力強い未来を思い描けるようサポート致します。具体的にイメージすることで、思い描いた将来があなたのものとなります。 自身も「45才に起業する」と7,8年前に考えていたことが現実になりました。そのような経験を1人でも多くできるようアシストしていきます。

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