デーモンの大きさというのは、そのときどきで違います。
誰が見ても明らかに大きなデーモンということもあれば、ときにはその存在がわからないほど小さなデーモンの場合もあるでしょう。
1つ言えることは、デーモンと遭遇するまでのステージ4までのステップをおろそかにしているほど、デーモンは大きく強くなるということです。
乗りこえるためには、私たちは次の3つを省みなくてはなりません。
① 自分のあり方を省みる
まずはステージ1~4のあいだに自分のあり方・生き方には問題はなかったか、振り返ってみましょう。
あなたは自分でも気づかないうちに傲慢になったり、自分勝手になったりしていませんか?
もしかすると周囲の人たちへの態度に問題があったかもしれません。
誰も助けてくれなかったとしても、それはまわりの人が薄情なわけではありません。
それまでの自分が周囲の人に薄情だっただけなのです。
大きな壁を乗りこえるためには、まずは自分のあり方を改めること。
デーモンは、あなたのこれまでの態度を鏡に映し出し、教えてくれているのです。
② 夢のあり方を省みる
私たちが持っている夢が本物でなかった場合、いずれワクワクできなくなってしまうときが訪れてしまいます。
デーモンに出会い、なぜ自分がこの夢のためにここまでしなくてはいけないのか、という疑問がわいてきてしまったとすれば、それはあなたをもっと輝かせてくれる夢がほかにあることを教えてくれているのかもしれません。デーモンはその本当の夢に向かう準備が、すでにあたなにできていることを知らせてくれているのです。
③ 志(夢の動機)を省みる
自分が持っている夢が私利私欲に走ったものだと、いずれ気持ちがついてこなくなるときがやってきます。
ただし、それはその夢をあきらめろとか、ほかの夢に変更しろといっているわけではありません。
なぜ、その夢をめざしていたのかという動機を省みてみよう、といっているのです。
デーモンが訪れたということは、私利私欲のための動機ではなく、もっとまわりの人の幸せや世の中全体の利益などを考えた動機に改めるべきときがきたことを告げているのです。
デーモンとの遭遇は、これら3つのことに立ち返り、自分自身と夢について省みる機会が訪れたということ。ぜひ大きな成長の場ととらえたいものです。
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