今回は、自分の経験談をお伝えします。
私が前職場に入社したての頃です。ずいぶん昔。
その時は、全社員に一台ずつPC端末を導入する過渡期でした。
私はその前の職場でEXCELなど使っていたため、多少の知識はありました。
そして入社して間もなく職場から一人代表で、操作研修に参加させてもらえました。
その後、職場で私が操作研修を開き、先輩たちにお伝えしました。
研修の前には、WindowsやEXCEL、Wordの本をひと通り読みました。
質問されても答えられるよう準備していました。
もともと自分がPC好きということもあります。
苦労することなく楽しく覚えられました。
それからというもの、PC操作に困るとよく私が呼ばれました。
ここ数年ですが、新規に導入する健診データシステム構築の担当にもなれました。
また会社のシステム対応でも、まず私がやってから職場メンバーに伝えることをやっていました。
このような立場だったので、自分の知識はアップデートしておかないといけません。
お金を出して外部の研修に行くことはありませんでしたが、部内の研修など、積極的に参加していました。
今、思うと、私にとって良い経験でした。
PC操作は、職場では私が一番という時期も長くありました。
常にPC操作では、役に立てる人になろうとずいぶん勉強しましたし、書籍など自己投資もしました。
(といってもそれほどスキルがあるわけでもありませんが。)
これはキャリアでもいえることですが、自身が得意だったり、これからの仕事に役に立ちそうなことには、会社に言われる前に自己投資してそれなりに勉強しておいたほうがよいです。
そのほうがチャンスをつかめます。そのチャンスをうまく使えれば、運もつかめます。
私は、産業カウンセラーの資格も持っていますが、この資格は25万円ほど費用がかかります。
高額でなかなか受けられない時期が数年続きました。
結果的には受けることができ、無事に取得することができました。
その流れで、初級ですが当時のキャリアカウンセラーの資格も取ることができました。
私が保健師として勤めていたのは企業だったので、この分野は「産業保健」と呼ばれています。
私がまだ保健師の資格を取る前は、産業保健はいかに健康診断を社員に受診させるかが焦点でした。
当時、私はまだ走りだった、メンタルヘルスに興味をもち、産業保健の世界に入りました。
そして現代になってどうでしょう?今のトピックは「メンタルヘルス」です。
若い頃からカウンセリングには興味をもっていました。
そして、今、自分がやりたいことを仕事にできています。
実現できたのでした。(まだまだこれからですが。)
チャンスは、いつやってくるかわかりません。
「ここぞ」という時に備えて、準備をしておきませんか?
よく「資格マニア」の人がいますが、私はそれはお勧めしません。
資格をとるための勉強する時間があるのであれば、資格をある程度絞って実践していったほうが有意義だと考えています。
資格を生かして実践することに意味があると考えています。
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